2010年04月12日

NHK沖縄の歌と踊りのつどい

NHK沖縄の歌と踊りのつどい11日に国立劇場おきなわでNHK沖縄の歌と踊りのつどいの収録がありました。
整理券を配布しての一般公開(無料)でした。

画像はリハーサル前の様子。


私は第一部の舞踊の地謡の太鼓で出演しました。
歌三線は中村一雄先生、中村昌光先生、砂辺孝真先生(野村流伝統音楽協会)、琴は稲福貴子先生(興陽会)、笛は喜舎場孫好先生の面々でした。
舞踊は高平良万歳(島袋流千尋の会、島袋光尋先生、島袋君子先生)、苧引(柳清本流柳清会、比嘉倫子先生、名嘉京子先生)、谷茶前(玉城流玉扇福珠会玉城静江先生、玉城流玉扇紀綾会嘉数紀美子先生)、小浜節(琉舞無憂華の会山田多津子先生、道扇流道扇会金城道枝先生)、金細工(宮城流豊舞会宮城豊子先生、宮城流朱の会古謝弘子先生、宮城流美代乃会渡久地美代子先生)。

その後の第二部は人間国宝の先生方の独唱で城間徳太郎先生の本調子仲風節(琴の伴奏城間安子先生)、照喜名朝一先生の二揚げ仲風節(琴は神谷和枝先生)、島袋正雄先生の仲村渠節(琴は安里ヒロ子先生)というなんとも豪華な演目がありました。城間徳太郎先生は情緒豊かに味わいのある歌を、照喜名朝一先生は伸びやかで息の長い歌声、島袋正雄先生は低音の響きが効いた歌声で琉球古典音楽の素晴らしさをじっくりと聴かせていました。

第三部は大城立祐先生作、幸喜良秀先生演出、谷田嘉子先生振り付けの新作組踊「海の天境」が上演されました。壮大な演出の新作組踊で地謡の歌、立方の唱えは伝統を踏襲した構成になっていました。今後の新作の組踊の可能性を感じさせるものでありました。

テレビでの放送日はまだ未定ですが決まり次第お知らせします。是非ご覧下さい。


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Posted by takachiyan at 10:29│Comments(0)公演、発表会
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