琉球古典音楽への想い　～歌三線、太鼓日記～　福原敬

  

＊画像クリックで拡大






野村流音楽協会組踊地謡研修部の自主公演「えにし」が3月8日、読谷村の鳳ホールでありました。
修了生を中心に組踊は「「雪払い」「手水の縁」2題と、舞踊４題を上演しました。
立方、地謡の指導の先生方からは概ね良かったとの講評を頂きましたが、やはり注意すべきところがあるようです。なかなか完璧というわけにはいかないですが、そうして上達していくものでしょう。
執行部のみなさん、舞台監督、裏方の皆さんも大変お疲れ様でした。素晴らしい協力体制で感謝申し上げます。


  

＊画像クリックで拡大






3月1日に沖縄市のこども三線学級の発表会での太鼓演奏の依頼がありました。
沖縄市の助成で募集に集まった4年生以上の子供たちは、毎週土曜日に講師のK.I氏の指導で稽古に励んだ成果を発表しました。
お父さんお母さんが見守る中、たくさんの曲でしたが、日頃の成果を十分に発表しました。
三線は子供たちの情操教育にはとても良いものです。郷土の伝統文化を受け継いでいってほしいものですね。  

＊画像クリックで拡大






徳八流太鼓保存会の総会が那覇市安里のホテルロイヤルオリオンで2月22日に行われました。
2014年の活動報告、2015年度の予算の決算、コンクール受賞者の紹介、教師免許の授与等がありました。
今年は4名の方に晴れて教師免許が授与されました。既にコンクールでは最高賞に合格しており、長年稽古を積み実績が認められての授与です。おめでとうございます。
さらなる精進と活躍を期待したいと思います。



  

沖縄伝統太鼓協会の総会がうるま市のニュー三和でありました。
一通りの議事を滞りなくすませ、懇親会では初めて余興がありました。
普段太鼓を演奏する姿とは違い、お笑い芸で楽しませて頂きました。皆さん芸達者ですね。


  

＊画像クリックで拡大






昨日１月１８日に野村流音楽協会９０周年記念公演の２回目の公演が宜野湾市民会館で行われ、太鼓、三線の両方出演しました。
太鼓での出演は協会本部主催の公演では初めてです。
太鼓は幕開け斉唱（かぎやで風節、恩納節、辺野喜節）と斉唱（金武節、白瀬走川節、ごえん節）を担当しました。
三線は斉唱（ぢゃんな節、大兼久節）、舞踊「黒島口説」の地謡に出演しました。

公演は４時間にも及びました。観客の皆さんはお疲れではなかったでしょうか？でも、良い演目ばかりで減らすのは惜しい気もします。難しいところですね。

野村流音楽協会９０周年記念公演

舞台監督、スタッフは協会の先生方が務めています。昨年１２月の沖縄市の公演、本日の公演、２月の名護の公演、全てです。
公演当日だけでなく、舞台監督はリハーサル全てに立ち会わなければなりませんので大変な労力です。本当にお疲れ様です。敬服いたします。