礼儀作法
昨日の琉球舞踊の重要無形文化財の祝賀会で沖縄芸能連盟顧問の崎間麗進先生が乾杯の音頭を取られました。
そのご挨拶の中で礼儀作法についてふれられていました。
その内容は近年の実演家の方の礼儀作法の乱れがあるようだとおっしゃっていました。
例えば、挨拶もしない、楽器をまたいでいく、三線を杖代わりに使う等。
実演家の先生方には演奏技術だけでなく是非それらの礼儀作法をしっかり指導していただきたいとおっしゃっていました。
崎間先生のおっしゃる通りで、私も気をつけなければいけない所があります。
言葉遣いや挨拶等失礼ではなかったかなと思うことがあります。
注意を受けたこともありました。
それとこちらが挨拶をしても返さない方が結構います。
あと崎間先生のお話の中に戦前の大芸能家玉城盛重師匠について触れられ、玉城盛重師は琴(筝)も教えていたが弟子は稽古を始める前は琴に向かってお辞儀をしていたとおっしゃっていました。
私はこれは正直疑問符がつきますがどうなんでしょう?
楽器に対してではなくこれは師匠に対する礼や芸能に対する畏敬の念ではなかろうかと思うのですが。そのあたりをもう少し詳しくおっしゃっていただければなと感じました。
あくまで私の考えですが楽器を大切にして作法を守らなければならないのはあたりまえですが楽器はあくまで道具ですので人と対等や上にはならないと思いますが皆さんはどう思いますでしょうか?
礼儀作法は伝統芸能の大事な要素ですのでしっかりと身につけなければならないと感じた次第です。
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